確定申告とは
確定申告しなければいけない人
確定申告とは、一言で言えば、税金を確定する一連の作業のこと。
一般のサラリーマンは12月の年末調整で会社がやってくれるので、2月16日~3月16日までの確定申告をする必要がないわけですね。
ただし、年末調整で、生命保険控除のハガキを貼り忘れた!とか、配偶者が働いているのに所得書き忘れた!なんて人は、確定申告することで、生命保険料分の税金が戻ってきたりなんかするわけです。
なぜ株で稼いだら確定申告をしなければならないのか?
株にかかわらず、副業で20万円以上稼げば確定申告で、税金を払わなければなりません(最低でも所得税・住民税合わせて15%もの。。。)。
20万円を超えたらってことは、21万なら払って、20万ピッタシは払わなくてもいいなんて、どうよ。
まぁ21万になったら、そこら辺の領収書集めて経費でさっぴいて20万以下にするとかいう人もいるのかどうか。
俺は脱税希望だ!ってひとは特定口座から一般口座に変えれば、株で20万以上儲けても儲けを隠すこともできたりなんかして(私は特定口座ですがね)。
まぁ、つまりは、株で年間20万円勝ちましたって人は、大体3万円の税金を納めに税務署に行きましょうというお話し。
確定申告の準備
ここから先は、株で20万円を越える利益を年間にたたき出し、かつ、特定口座でなく一般口座で取引をしている人のための説明です。
さて、書類を準備するわけですが、白色申告をするか、青色申告をするかで必要な書類が変わってきます。
白色と青色の違いは、青色は10万円控除や65万円控除があるけど、白色には控除がない点。
10万円控除されれば、10万円分にかかる税金を払わなくてすむということ。
その代わり、青色申告は、白色に加えて、別の書類を添付しないといけないという一手間があります。
65万円控除は複式簿記の上、事業者じゃなきゃだめとか聞いたことあるので、青色申告の10万円控除を例に説明します。
青色申告は、申告する前の年の3月15日までに、青色申告をします的な書類を提出しておかなければなりませんから、まずは下2つの書類の提出を。
提出が済み、特に何もなければ申請が通っているので翌年から青色申告できます。
翌年になったら、国税庁のサイトで、
- 確定申告書B
- 所得税青色申告決算書(一般用)
- (特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の明細書(住宅を買ったり改築した人のみ)
をダウンロードして、青色申告を行います。